電子漫画
子供の頃から買い集めていた漫画は今も自分の部屋に数百冊ありますが、だからといって陳列しているだけでここ何十年も読んでいません。
それに比べて電子書籍の漫画は、このステイホーム期間になってから購入冊数は鰻登り、読む頻度は格段に増え、だんだんスマホで読むのには目に限界を感じて、そのためにiPadを買いました。
いつでもどこでも読める手軽さと、(表紙がないので)何を読んでいるのか傍から見た人間にはわからない良さ(苦笑)もあり、今から本現物に戻ることは出来そうもありません。
本屋がいっぱい
私は基本的には同じ電子漫画サイトから買っていますが、数冊ほど他の電子漫画サイトからも買ってます。自分でもどこで何冊買ったかわからなくなってきているモノもあって、ある意味散逸しかねない状態です。
現物であれば、紀伊國屋で買おうと、三洋堂で買おうと、ジュンク堂で買おうと、背表紙を揃えて陳列することができたのに、デジタルの場合は一箇所の本屋で買わないとそれが出来ません。これはいかがなものでしょうか。紙書籍と同じ値段で売っているのだから、デジタル書店同士でなんとか出来るようにしてもらえないかなと思います。
デジタル資産の行方
さて、何千冊となったことで、ある意味私の資産になってきたとも言えるこれらの電子書籍漫画は、『私が死んだらどうなるのだろう?』と、最近結構気になっています。
いろんなサイトを見ると、電子書籍は読む権利を買っているだけで、モノを所有する権利は買っていないとのことですが実にあやふやです。相続する人間がいるならば、その人に話しておけばいいでしょうが、私みたいに後の世代がいない人間はどうなるのでしょうか。
とはいえ、こんな電子書籍よりもおそらくネット銀行やネット証券、仮想通貨、ナンタラPay等の方が余程重要でしょう。デジタル資産をリアル現金にしておかなければ、雲散霧消しかねません。もし、所有者が何もせず故人になってしまった場合、ネット金融会社が儲かる話になるんでしょうか。
買い過ぎ注意
死ぬと思って生きていませんが、いずれ必ず死ぬのが人間です。この辺りがハッキリしない状態でデジタル資産をやたらと増やすことは考えもの、とこの頃は考えるようになってきました。
とはいえ現物の本でも相続相手がいないのは同じことなので、遺品整理の清掃会社のためにも電子書籍の方がいいのかな…
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