青天を衝け最終回を見終わって

雑記

素晴らしかった

大河ドラマは四十年以上ほぼ見てきたが、今年もとても素晴らしかった。

最終回視聴率が昨年の麒麟がくるをわずかに下回ったとか、ディスった記事もあったが、そんなものは全く気にならない素晴らしさだった。

(麒麟は麒麟で素晴らしかったが)

と言いつつ私はあの「平清盛」ですら素晴らしいと思った人間なんで…

澁澤栄一

私の学生時代には「し」の字も聞いたことが無かった。

お札になる、と言われる数年前あたりから、クイズ番組くらいで「日本資本主義の父」として名前を知るようになってはいたけど、何故教科書に出てこなかったのだろう。(津田梅子や北里柴三郎は学んだのに)

とはいえ岩崎弥太郎とかも学んでこなかったわ。その点、大隈重信や井上馨あたりの政治家なら学んでいた。

やはりどう転んでも一介の商売人扱いでしかなかったのかな。

富国強兵、殖産興業とかをやるあたりで学ぶべき人だったよね。まぁあの辺の近代史って結構適当にやっつけちゃってるのもあるけど。

富岡製糸場が世界遺産になったのも脚光を与える機会になったのかもしれんな。

吉沢亮

澁澤栄一の子孫の方々に「イケメンすぎる」と言われるだけある。こんなによく出来た顔があるのか、って言うほどのイケメン。(親を見てみたい)

そして、そのイケメンに胡座をかかない芝居のうまさ。

何度も魂のこもった芝居、台詞を聞きました。見る側の感情を載せやすいお芝居でした。

なつぞらで天陽くんだった時にはあまりの顔の美しさに圧倒されて、芝居をそれほど見れてなかった気がするけれど、青天は脚本の良さもあって何度も気持ちを持って行かれましたわ。

周りを固める俳優陣もイケメン率があまりに高くて、主役がアレだとこれくらい揃えないと主役が浮きかねん、という状態なのかもしれないけれど、ちょっとやりすぎ感あった…明治ってイケメンばっかなのか的な錯覚が。

まぁ眼福ということで。

若い頃のSMAP中居に見えたりもするってことはあまり大きな声では言わない。

漫画から出てきたみたいな人が居るもんだなぁ

草彅剛

佇まいが素晴らしかった。いつものつよぽんはどこにも居ない。

慶喜の活気のあった頃から覇気がなくなるまでの違いとか、どうしようも無い現実に流されないよう必死に生きているようで飄々としている様子とか、多くを語らないけれど、見ればわかる表現が素晴らしかった。またいつか大河に出て欲しいですな。

鎌倉殿の十三人

来年ももちろん見ます。切り替えます。三谷作品楽しみ。

小栗も結構いい歳になってたなー。大泉洋と小池栄子とか楽しみすぎる。

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