冬のドラマがだんだん始まってきました。私はアニメのチェックの方が忙しいので、あまりドラマチェックはしないんですが、これは漫画持ってるのでチェックしました。
漫画の絵は苦手
田村由美の絵は、私にはクセが強すぎてあまり好きではなかったんですよ。BASARAとか「面白いから絶対読んで」って言ってくる友人もいたけど、読まないまま今に至ってますよ。
でもこの漫画は、そのクセの強さはありながら、さらっと読み進めることが出来て、eBookJapanの1,2巻無料とかって時にうっかり読んでしまったら、これまたうっかり買ってしまいましたわ。(今もドラマ化記念でやってるな)
面白い。
やたらひたすら主人公が喋る話だなとは思ったけれど。
夏ぐらいに漫画の帯に「2022冬 菅田将暉でドラマ化」てのを見て、たしかにただ主人公が喋るだけだからドラマ化しやすそう、製作費かからなさそう、とか思ったりもした。
内容的には社会や人の痛いところを突いてくるし、ストーリー的には意表も突いてくる。
普通人間ならこうするだろう的な予測が立たなくなった最近の犯罪事情をよく反映してるなと思う。
こういうのを読んだり言われたりするとグサグサ刺さるんだけど、それをまとめて漫画とかに具現化して著せられるのってすごいなぁと思う。
自省録
自省録で話をするのはどう再現するのかな。いや、見てる人間にはわからんよね。
自省録って、eテレの「100分で名著」でも心に突き刺さったけど、この話でもビシバシ刺してきやがるよ。
こんなのを二千年前の皇帝が書いてたとかって、本当面白い。
こんなに技術は進歩して社会も変わりまくってるのに、考えてること同じだもんね。どんな状況にあっても、自分の幸せを求めて生きようとしているのが、今も昔も人間なんだなぁ。
ドラマ化の醍醐味
菅田将暉にはたしかに整くんのポヤポヤ感は無いけど、それはそれで菅田将暉の整くんを作ってくれればいいと思う。
ガロくんは瑛太、ライカに門脇麦。
どれも完全再現とは思わないキャストではあるけど、見てるうちに味が出てきそうな若手実力派揃いで楽しみだ。これもドラマ化の醍醐味。完全再現が目的ならアニメ化すれば良かったんだし。
アニメばっかり見てる私ですが、これは見ていこうと思う。
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