キングダム展 -信-

松坂屋美術館がクールジャパン

松坂屋美術館で開催中のキングダム展を見に行ってきた。

松坂屋美術館はご存知松坂屋南館の7階にある。エレベーター降りたらこんな感じ。

院殿や平山郁夫展や着物展その他様々な美術展示を見てきたが、松坂屋美術館も最近はクールジャパンか。ドラえもんとか水木しげるとかはなんとなくもう芸術かもね、と思わなくもなかったが、キングダムは明らかにクールジャパン。

松坂屋美術館も変わったなぁ、と思ったりもしたが、そういや何年か前にもマーガレット展とかやってたわ。

いつもの出口が入口になっているので、エレベーター降りて少し左に回り込まないと入口が無い。

そちらにチケット売り場があるが、自分はそのまま入場させてもらった。

株主優待カードの優待でそのまま入れてもらえるのだ。

自分は松坂屋ではあまり買い物自体はしないのだが、松坂屋美術館は良く利用するのでコレは大変有難い。もちろん買い物も全て10％割引してもらえる。

松坂屋でよく買い物をする人には絶対お勧め。今は少々お高め株価かもしれないが、時期を見計って納得できる価格の時に是非。

ちなみにJフロントリテーリングの株を持っていると、パルコギャラリーも優待で入れる、となっているのだが、このパルコの方はどうも除外が多そうであまり使えない感じがした。

まぁパルコは画材買う以外あまり行かないんでいいけれど。

私は職場が栄なので松坂屋美術館には本当は会社帰りに寄りたいのだが、このキングダム展は「18時閉場（入館は30分前まで）」設定。

17:30が定時の人間は入れないのだ。なのでわざわざ休みを取った日に出かけた。

土日は新型コロナ対策として日時指定制のチケット販売になっていて、株主優待で入れる時間帯も制限されているが、ド平日は何も気にしなくて良い。

入ってすぐキングダムの世界。

私はキングダム自体は64巻まで持ってはいるのだが、読んだのが結構前で、50巻くらいで私の中で止まっている。

なので、読み直してから行った方がいいかな、とか考えていたがそんな時間も取れないまま行ってしまった。

しかしそれで正解だったと思う。

展示は内容的には40巻までで、原画展のようなスタイル。中は勿論撮影不可。

初めの方は原画の生々しさを面白く見ていたのだが、だんだん作品の世界に没頭していってしまうので、漫画を読み直しているような感じになってしまった。

結局漫画で大泣きした王騎将軍の最後は、会場でも泣かずにはいられない状態に。

平日で周りに人が少なくて没頭しやすかったのもあり、世界に入り込んでしまった。

客はいなくても、美術館の人がウロウロしているので、それで少し現実に引き戻されたりしつつ、漫画を読み進めていく感じ。

漫画だと、細かいエピソードは覚えていても、それがどの場所か、とか、どの戦いだったか、とか、その戦いがどの作戦のどの部分だったか、とかいう全体像がごちゃつくのだけれど、展示だとそれが結構まとめられていてわかりやすく感じた。

外に出たら色々グッズが売られていた。まぁ私は使う機会はあまりないので買ってはいないが、中高生くらいだったら買って学校で使いたく思うようなものなんだろうと思う。

このキングダム展は4/23〜6/11という長きに亘る展示だが、7月開催予定の黒執事展は7/20〜8/8という短さ。

これも大変行きたいけど行けるだろうか。これも会社が休みの日にしか行けない時間帯…。なんでや…。会社休むか…。