岸田総理がなんか言いだしました。
ゼロで頑張っている貧民のことは置いていきます、って話ですね。
ゼロは倍増したところでゼロですからね。
ただ、たしかに投資をやるのは意味はあるかもしれないです。
Jフロントリテイリング株
私がJフロントリテイリングの株を持って、株主優待で美術館に入れるのも投資の世界の扉を少し開けたからです。
美術館のチケット金額は催しの内容によって1800円とか1300円とか様々です。
2ヶ月に一回でも美術館行けば、1回1300円分使ったと計算して、年間で、1300円×6=7800円分のお得になります。
仮に1150円の時に買った株だったとすると、115,000円(1150円×100株)で7800円の利益、6〜7%の利回りと言えるかもしれません。
凄いです。そんな利息つけてくれる銀行ありません。バブル期で死滅してます。
でもそれは株価がずっと1150円のままだったら、という前提で、現実はそんなことあるわけがありません。
私が株価1150円の時に100株買って、それから950円に下落したとしたら、(そしてもしそこで損を確定しないといけないことになったら、)
(1150円-950円)×100株=20000円の損です。
全然お得じゃないです。
7800円分のお得なんて吹き飛びます。自分の資産が目減りします。
でも毎月二回以上美術館行ったり、松坂屋で頻繁に買い物する人ならそれくらいの下落はどうでもいいかもしれません。
(大丸松坂屋のお買い物50万円分まで1割引きしてもらえるので、本当に50万円分買うような人は5万円もお得になりますから、2万円分の株価下落など気にもならないでしょう)
つまり、下落しても構わん、資産価値減ってもいい、Jフロントリテイリングが好き、松坂屋美術館万歳とか思ってないと持ってられないと思います。
貧乏人の株投資
また、私のような貧乏人は株価が上がるとすぐ利益を確定したくなるので売ってしまいます。
その後もっと上がることも多いのに。
実際私が全部売り飛ばした後にもっともっと上がりました。
株価が上がった時に、「高いのは今だけ、この後すぐに落ちるかもしれない、落ちたらこの利益が得られなくなる」というビビリ感情と、少しでも儲けたいというガメつさにより、上がったら即売り、下がったら塩漬け、貧乏人はこの繰り返しで全ッ然儲かりません。
今確定したら損ばかりさぁ(苦笑)
上がったかぁ、まぁいいや、ほっとこう、くらいの神経が無いと爆儲けをする人にはなれないんじゃないでしょうか。
そしてつまりそれは貧乏人では無い。
そして勿論私にもそんな神経は無い。
日本人の性格にそぐわない
投資したら倍増するみたいな話、日本人に向けてよくしたな、と思います。
少しの人間は爆儲けするかもしれませんが、大多数は資産価値が下がることになるんじゃ無いですかね。
ちょっと味をしめた若者が、信用取引とかに手を出して、借金まみれになる可能性もないとも限らない。
格差が広がるだけの話のような気がします。
コメント