会社は過去最高益ですけどね
ついに来た。
人生の半分くらい過ごしてきた会社を追い出される日がやって来た。
明確に告げられた。
派遣や契約社員など、ずっと非正規だったのがいけないのだが、楽に働けて居心地が良かったため、こんなに人生の長い時間を無駄にしてしまった。
見事に使い捨てられました。
後から入ってきた子が派遣から契約社員になってさらに正社員になっていった例があったのに自分はそうなれなかったのは、「アナタは要らない人間なので」と言われた、ということです。
だからそれを見た時に即辞めようとしたのだが、「契約社員にしますので」と引き止められた。
契約社員の後も何かしらで残れるかもしれないから、とその時の上司は言ってくれた。
引き止められると悪い気はしないのでそのまま居てしまい、さらに5〜6年人生無駄にした。
そして5年の間に上司は変わった。私にとっては「誰?」みたいな人に。
私に情などあるはずもない。
大企業あるあるなのかもしれないが。
会社が過去最高益を叩き出している中、クビを切られる自分。
自分があまりに価値のない人間に思えて消え入りたくなる。
5年縛りから逸脱しない
契約社員の5年縛りの契約終了でそのまま退職しろとのこと。
50越えて外に放り出される非情感と言ったらない。
50越えオバサンの働き口などそうそう簡単に見つかるものではない。
私の人生の半分、なんだったんだ。
会社に情はない。
人にはあるかもしれないが、それも会社人事に影響しないならば非情であることに変わりない。
一度しか無い人生、捨てたくなかったら安易に非正規になってはいけない。
幸せとは
しかし正社員で働いていたら結婚出来たりしたのかと言えば、それはまた別問題だろう。
派遣をやってても結婚していった子は沢山いたわけで、結婚出来なかったのは自分に問題があっただけの話。
しかしもし今自分に子供が居たら、こんな状況になったら多分発狂してるんじゃないだろうか。
明日からの学費も給食費も出してあげられないかもしれないなんて。
ただの独り者だからまだ立っていられる。
何も守るべきものを持っていないから。
でもそれが幸せなのかどうかと言えば、、、確実に幸せではないのでした。
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